修行体験

感謝と喜びの心で、
教えの真髄を知る。

坐禅会
身を調え(調身)、心を調え(調心)、息を調え(調息)、ただひたすらに坐る(只管打坐)。
曹洞宗の修行の根幹とされているのが坐禅です。心を空にして、ただひたすら打ち込んでいると、迷いや不安が不思議と消えていく時があります。もしそれが世界の悟りの境地というのであれば、その領域に踏み入れた時が悟りに触れた瞬間といえるでしょう。

これは決して敷居の高いものや近寄りがたいものではなく、ましてや苦行ではありません。生活の中で夢中になれることはたくさんあります。それは必ず身近なところにあるはずです。夢中になって身と心と息が整っていればそれが「悟り」なのです。

写経会
写経は、心を込めて丁寧にお経を写します。
文字の上手下手や、筆の進みの遅い・早いは関係ありません。
姿勢・呼吸・心を整え、あるがままの心で手を動かしていくことが大切です。
写経後、参加者様全員で読経しご本尊様へ納経いたします。

御詠歌に親しむ会
梅花流詠讃歌は「威儀即仏法、作法是宗旨(いいぎそくぶっぽう、さほうこれしゅうし)」といい、ご詠歌の唄声だけでなく、お作法や姿勢など、一つひとつの立ち居振る舞いが大切だと考えられています。

ご詠歌はお経に出てくる難しい言葉を和歌にし、お釈迦様や両祖様(道元様・瑩山様)を讃え、ご先祖様を敬う心を唱えます。やさしく穏やかな曲調はお経とは違う、心を包み込むような感動が湧いてくるでしょう。